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4.事業継承

『中小企業の事業承継手法』

今回のテーマは
『中小企業の事業承継手法』について

中小企業の経営者で60歳以上の割合は5割を超えるなど、
全国180万社の中小企業の内、約6割が後継者不足に
悩んでいるという。

そこで、今回は中小企業が事業承継において抱える課題と
それらを解決していくための手法についていくつか書いて
みたいと思います。

【課題1】
社内に親族がいないため、経営幹部を育成したい。

<解決策1:持ち株会社化>
各事業部を法人化し、持ち株会社化を行う方法がある。
各事業部を法人化することにより、各事業部の経営幹部に
自主性と責任を持たせ育成を図る。
持ち株会社の株式は、社員などへ順次引継ぐ。

<解決策2:投資ファンドの活用>
後継者が独り立ちできるまでの間、投資ファンドの傘下に入り
時間を稼ぐ方法。
ファンドからは財務面でのアドバイスを受けることで、後継者は
研究開発や営業に集中できるほか、技術の流出を防げるといった
メリットがある。
ファンドに持ってもらった株式は3~5年後に後継社長が買い戻す
スキームとなる。
【課題2】
後継者へ株式譲渡を行いたいが、資金負担が重く難しい。

<解決策:株式の分散譲渡>
創業家の株式を社員に毎年少しずつ譲渡する社員持ち株会を
活用し、後継者の資金負担を軽くする方法がある。
社員は株主になることから、企業価値向上への意識が高められる
といったメリットもある。

ほかにも様々な課題や解決手法がありますが、いずれにしても、
事業承継対策は時間をかけて行う必要がある点を理解しておく
ことが重要である。

社員の生活、モチベーションを守りきることも経営者の大切な
ミッションです。

自社の経営課題としっかり向き合い、早く動くこと重要です。

弊社でも相談をお受けしてますので気軽にご相談下さい!

bt_soudan    bt_shikin

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