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『新たな農業の形~スマートアグリカルチャー~』

皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『新たな農業の形~スマートアグリカルチャー~』について

地方創生のキーワードとして、地元に根を張った雇用形態、
産業育成が必要と言われる中、農業の経営形態も新たな
ステージへ移行しつつある。

新たな農業の形として注目を集めるのが「スマートアグリ
カルチャー事業」と呼ばれるもの。

スマートアグリカルチャーとは、農業の技術がIT技術によって
蓄積され、温度、湿度、養分などのセンサーネットワークと
連携して自動化し、省エネで再生可能エネルギーなども活用しながら、
植物工場に代表される高度に自動化された農業技術のことを言う。

日本の農業はこれまでベテラン農家が経験と勘で経営をしてたが、
農業人口の平均年齢は66歳を超え、技能の承継や担い手の
育成が急務となっている。

ITを駆使した野菜工場は、熟練者の知恵をデータ化し、栽培に活用
するため、農業の生産性を高めるほか、地元の雇用創出にも繋がる
有効な手段として期待が集まる。

また、単独の運営ではIT機器や冷暖房完備の設備負担などが
重くなるといった課題があったが、インフラを野菜工場団地の形式
にして入居者の費用負担を抑えるといったビジネススキームも研究
されている。

野菜工場団地事業には、再生可能エネルギーや農業用機械の
レンタルなどで実績を持つオリックスも参入を表明するなど、
ハード面でフォローできる体制も整いつつある。

野菜工場団地に入居する農業生産法人は、月々の費用を払えば
ITサービスや設備のレンタルを受けられるようになる仕組み。

企業経営として農業は既にオランダなどで行われているが、
IT技術を大規模に導入した農業は世界に類を見ないものと
なっている。

日本発の新たな農業の形が、人口増で食糧危機が避けられないと
言われている世界の食糧問題にも一石を投じる動きとして注目です!

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