皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『建築物からのＣＯ２排出削減～省エネ建築～』について

２０１３年度のＣＯ２排出量を分野別に見てみると、１９９０年度比
最も増えているのが建築物部門で７１％増、続きて住宅部門の
６０％増と産業部門や運輸部門に比べ高い伸び率となっています。

現在の省エネ対策は経済産業省が所管する省エネルギー法
に基づいて行われていますが、国土交通省は現行法から建築部門を
切り離した新法を提出し、建築部門、住宅部門のＣＯ２削減に取り組む
方針としています。

その新法では２０１７年度以降に床面積が２，０００㎡以上の病院や
福祉施設、ホテル、飲食店を対象とし、２０１３年に施行された新しい
省エネ基準への適合を義務付ける。

床面積などから導き出した標準的な排出量と提出された建築計画を
照合し、基準に届かなければ着工できないようにする。

２０１９年度以降は３００㎡以上の建築物まで対象を広げる予定。
（一般住宅については、当面見送る方針）

具体的な省エネ対策としては、外壁や窓の遮熱化、空調設備の
効率的な運用、再再可能エネルギーの活用などを想定。

他にも、ＬＥＤ証明の多用や遮熱性能の高い建築工法の採用などの
対応も求められる可能性がある。

一方、省エネ基準を一定程度上回る場合には、容積率の緩和を
認める措置も盛り込む予定。

ＣＯ２削減の規制強化が新たなビジネスチャンスに繋がるかも
しれませんね！

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