皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『地方再生に取り組む信用組合』について

バブル期の半分以下に数が減っている信用組合ですが、
地方再生を手がける中で、小規模事業者などへの融資を
増やす動きが広がりを見せています。

１９９０年前後には約４００あった信用組合は、相次ぐ破綻や
救済合併、再編などにより１５５にまで減少。

また、貸出金残高を預金残高で割った預貸率は５１％と、この３０年で
３０ポイント近く低下し、貸出しでの利益確保も難しくなってきている。

そこで、信用組合は生き残りをかけ、取引先に新規事業を提案し、
先細りする融資を増やそうとしている。

ある信用組合では、地元の商店街を活性化するために、会員組織を
立ち上げ、会員向けに割引などの優待サービスを提供。

大型ショッピングセンターなどに奪われがちだった客足を取り戻し、
信用組合主導で地方再生を行うなどのケースもある。

全国信用協同組合連合会（全信組連）も、比較的自己資本比率の
高い信組に対しても公的資金を注入する新制度を検討。

信組の資本に余力を持たせ、成長資金を投じることで、地域経済の
立て直しに役立てようとしている。

アベノミクス成長戦略でも掲げる小規模事業者成長プランと信組の
取り組みが地方再生にも繋がることに期待ですね！

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