皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

早いもので、今日から２月のスタートですね。
今月も頑張って行きましょう！

今回のテーマは
『中小製造業向けアジア物流網』について

国際物流拠点をめぐる競争では、日本の港湾はアジアの
ライバル港に大差をつけられています。

国土交通省によると、２０１２年の港湾別コンテナ取扱量は
日本最大の東京港でも４６９万ＴＥＵ（１ＴＥＵは２０フィートコンテナ―
に相当）と世界では２９番目の規模に止まる。

アジアを見てみると、首位の中国・上海は３，２５８万ＴＥＵ、２位の
シンガポールが３，１６５万ＴＥＵ、５位の韓国・釜山で１，７０２ＴＥＵ
となっています。

その結果、東南アジアへ貨物を運ぶ際、日本の大規模港湾を経由する
より、釜山経由で送る方が、コスト面などでも有利となっているのが
現状です。

特に、国内の中小企業は、小口貨物が多く、輸出入にかける物流費が
足枷せになっているケースも多い。

そこで、国内大手物流会社は、中小企業が小口の部品や部材を低コストで
運べるサービスを始めるとしています。

小口貨物でも低コスト化が図れるノウハウは、宅配便で培った経験を活かし、
多数の荷主から部品や部材を集める他、地方の港から利用料の割安な
釜山などを経由して運ぶ海上ルートを活用することで、物流費を３割近く
抑えられるよう中小企業を後押しするとしています。

また、輸送だけでなく、保管、仕分け、検査などの作業も引き受け、荷主が
在庫や納期管理を効率化できるシステムも提供するようです。

成長著しい東南アジアとの懸け橋には、物流面の整備はかかせません。

他国に後れを取っている港湾事業も含め、まだまだビジネスチャンスが
ありそうですね！

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