皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『東南アジアの消費市場～中間層の取り込み～』について

東南アジア主要５ヵ国の中間層は２０１１年で約２億７，０００万人。
２０２０年には４割増える見通しと言われています。

みずほ総合研究所が作成したアジアにおける人口１人当たりの
年間消費額（２０１１年）ですが、

◆日本・・・約２万５，０００ドル
◆シンガポール・・・約１万９，０００ドル
◆韓国・・・約１万２，０００ドル
◆マレーシア・・・約５，０００ドル
◆タイ・・・約２，９００ドル
◆中国・・・約２，１００ドル
◆インドネシア・・・約２，０００ドル
◆フィリピン・・・約１，８００ドル
◆インド・・・約９００ドル
◆ベトナム・・・約８６０ドル

となっています。

東南アジア各国の所得水準は急速に高まっており、特に成熟度の
高いマレーシアで成功モデルを作り、各国に広げるといった流れが
あります。

マレーシアはイスラム教徒が全体の６割を占め、市場開拓には
イスラム教の戒律に従い、豚肉やアルコール成分などを使っていない
「ハラル認証」が欠かせません。

しかし、マレーシアでのモデルづくりを確立できれば、世界に１６億人
いるとされるイスラム系商圏の取り込みにも繋がることから激しい
競争が繰り広がられています。

中間層の取り込みは、実店舗による小売りだけでなく、ネット通販も
非常に重要な役割を担うと思料します。

日本の素晴らしい技術や安心、安全といった付加価値を東南アジアの
中間層へどう届けるか。

チャンスは日本の近くにまだまだありますね！

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