皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『世界最先端のＩＴ利活用社会の実現に向けて！』について

マイナンバー制度が２０１５年１０月から開始されますが、政府の
ＩＴ総合戦略本部では、更なる利活用について議論が進められて
います。

２０１７年１月を目途に、自己の特定個人情報及びその提供記録の
確認を行うことができる「マイポータル（情報提供等記録開示システム）」
を設置。

また、マイポータルを活用し、利便性の高いオンラインサービスを
多様なチャンネルで提供する「マイガバメント」の実現を目指す。

実現へ向けたアクションプランの中間とりまとめが１２月に発表されて
おり、その概要について少し見てみましょう。

◆個人番号カードの普及・利活用
①職場、役所、病院などで必要なカード類（健康保険証、印鑑登録カード、
公務員身分証明書等）や、紛失等の恐れのある国家資格等の資格の
証明書を、個人番号カードに一体化・一元化。

②安心、安全なオンライン本人確認手段である公的個人認証サービス
について、対面・書面に代えて官民の様々な手続きに利用を拡大。

③窓口外、時間外の利用が可能なコンビニ交付等、個人番号カードを
利用した利便性の高いサービスの拡大。

④身近な公的身分証明書として、官民の本人確認を要する場面で
利用できるようにすると共に、取得に係る本人負担を軽減。

◆マイポータル／マイガバメントの構築
①利用者の自己情報の閲覧
利用者の特定個人情報や医療・健康・介護等に係る自己情報を
マイポータルや公的個人認証を利用して、分かりやすく、タイムリーに
必要に応じ閲覧可能に。

②プッシュ型サービス
利用者に係る情報に基づき、その利益になる情報（政府広報等の
お知らせ、子育て等サービス情報、給付金等の資格通知、権利の
得喪に係るアラーと等）を提供。

③ワンストップサービス
引越しや死亡等のライフイベントの際に必要となる官民の様々な
手続きをオンラインで一括化

などのサービスに加え、利便性の高いサービス利用に必要な基盤として

①電子的に完結するよう、必要な情報をデータで入手・利用する仕組み
（マイポータル／電子私書箱）
生命保険料控除証明書等をデータで受信し、そのままｅ－ｔａｘによる
確定申告等に利用等。

②シームレスな官民サービス利用を可能とする、本人確認に係る官民
連携基盤
民間ポータル上でのお知らせ確認、ｅ－ｔａｘで確定申告
→そのままオンライ銀行で納付等。

また、スマートフォンやＣＡＴＶ等、利用チャンネルや認証手段を拡大する、
などを挙げています。

今後の展開に備え、ビジネスチャンスが出てくる可能性があるかも
ですね！

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