皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『漢方薬で産業振興～奈良県～』について

漢方薬は原材料の８割以上が中国生産薬となっていますが、
中国国内の需要拡大や円安などの影響で価格が上昇しています。

そこで、日本書紀に記述があるなど、日本の漢方薬発祥の地とされる
奈良県では、耕作放棄地対策や農業活性化を目指し、漢方薬の生産
強化に乗り出しています。

漢方薬の一種であるヤマトトウキの苗作りは通常１年近く時間がかかる
ようですが、県農業研究開発センターで研究開発を進め、３ヵ月で
栽培できる方法を開発するなど、生産者への技術指導を行い、
民間の生産拡大を後押ししている。

ただ、漢方薬の生産事業にはまだまだ課題もあり、漢方薬の収穫までに
４年近く必要とするものもあり、その間の人件費をどうするか、といった
採算面の改善策が必要。

例えば、漢方薬の原料として使わない葉があれば、ハーブ茶のように
できないかといった他の収入源確保の検討が急がれる。

ツムラなどの大手製薬会社も中国から国内のＪＡなどへ委託生産を拡大
しており、大きなチャンスがそこにはありそうです。

製薬会社以外への販路拡大も含め、農業の活性化の１つに漢方薬の
生産は今後も注目の分野になるそうでうね！

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