皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『農業と観光の融合化を目指して～特区の活用～』について

中山間地農業の農業改革を目指し「国家戦略特区」に指定された
兵庫県養父市ですが、農業と観光の融合化が推し進められるか、
今後の取り組みに注目が集まっています。

大阪や神戸から車で２時間、兵庫県北部に位置する養父市は
人口２万６，５００人で面積の８割近くを山地が占める。

農業の担い手となる農家の平均年齢は７０代半ばと、国全体の
６０代半ば、県の６６～６７歳と比べ高齢化が進む。

地域の再生と農業の再生を図っていくためには、養父市へ農業生産
法人や企業など、多様な担い手を招き入れることが重要となる。

改革のポイントは、農地の売買、賃貸借の許可業務を市に移し、
耕作放棄地の解消を目指すことが挙げられる。

集約可能な農地については４月に発足した都道府県単位の「農地中間
管理機構」が取組み、集約が難しい耕作放棄地は市が特区を使って
最適な担い手を見つけることを目指す。

市は今夏にも特区の計画をまとめ、放棄地再生の受け皿となる農業
生産法人を地元の専業農家と連携して年度内に立ち上げる意向。

ＴＰＰが進めば、規模の小さな中山間地の農家への影響は必至。

特区を通じて意欲的な担い手を呼び込み、６次産業化や農業と観光の
融合など農業を活性化できるか、今後も取り組みに要注目です！

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