皆さん、こんにちは。
クレドの森内です。

今回のテーマは
『信託の新しい活用方法～金融サービス～』について

２００４年の信託業法改正で金融機関以外でも信託業ができるように
なり、新規参入が相次ぎました。

しかし乍ら、信託分野の競争は激しく、新規参入組の中には廃業に
追い込まれた会社もあり、現在、新規参入組で営業しているのは
１６社となっています。

そこで、様々な新しい信託サービスを開始するケースが増えてきている
という。

まずは、信託とは何か？ですが、金銭や不動産などの財産を信頼できる
人に預けて、運用や管理、処分を任せる仕組みのことを言います。

財産は信託銀行や信託会社の名義となりますが、信託会社が倒産しても
信託された財産は保全されます。

信託を活用した新しいサービスについて見てみると、高齢者の財産を
信託会社が預かり、信託会社は高齢者に代わって公共料金や病院代
などを支払う。

また、警備会社と提携し、自宅に取り付けたセンサーで高齢者の安否を
確認し、緊急時には駆けつけるサービスを開始している所があります。

他にも、地域振興事業への寄付に信託を活用しているサービスもあります。

地元の資産家などから寄付金を集め、昔ながらの町家の保全に取り組む
ＮＰＯ法人に毎年一定額の事業費を提供する信託。

この信託は「特定寄付信託」と呼ばれ、寄付金控除が受けられるほか、
運用益も非課税となる。ＮＰＯの活動は信託会社がチェックし、寄付者の
死亡後も寄付金が残っていれば資金提供が続けられる仕組み。

信託という言葉に馴染みの薄い方も多いかと思いますが、ご自身の財産を
今後どのように使っていくか。。。相続も含めて信託の活用を検討してみる
のも良いかもしれませんね！

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