皆さん、こんにちは。 クレドの森内です。 今回のテーマは 『工業団地の造成～リスク分散・新産業の育成～』について ２００８年のリーマンショック以降低迷していた工業団地などの 立地ですが、茲許活発化してきています。 経済産業省の工場立地動向調査によると、近畿２府４県の２０１２年 立地件数は１８１件と、２０１０年比４５％増えていると言う。 また、２０１３年１～６月も８７件と前年同期比４％伸びている。 東日本大震災を機に首都圏の企業がリスク分散を進めたほか、 近畿が強みとする金属製品などの生産が復調していることなどが 要因として挙げられます。 近畿の主な新規造成団地を見てみると、大阪府は箕面市の ニュータウンに企業用地を整備する方針を決めたほか、大阪市は 大阪港の夢洲で産業・物流用に４０ｈａを造成。 滋賀県でも土地開発公社が「滋賀竜王工業団地」を、和歌山県は 橋本市と南海電鉄が共同で工業団地を作るなどの動きがあります。 いずれも、京奈和道や京都縦貫自動車道、新名神高速などの 道路網の整備が進み、交通アクセスが良くなっていることも追い風と なっているようです。 今後ですが、新エネルギー産業やライフサイエンス関連企業など、 成長産業の誘致・育成を積極的に絡めていけるかも重要なポイントに なるではと思料します。 このような話がどんどん増えてくると、景気回復の実感ももっと 感じ取れるようになるのかもしれませんね！

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