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『決算書理解講座80 財務分析手法~成長性をみる~』

決算書理解講座79では「財務分析手法~分配率の検討~」について説明しました。
今回は、「財務分析手法~成長性をみる~」について説明したいと思います。

成長性をみる上で、何が重要なのかは業種や業態、企業規模、社歴などから企業ごとに違いがあります。
そこで今回は、いくつかの指標をピックアップし、その内容について説明したいと思います。

売上高増加率

売上高の伸びが、企業の成長する根幹であるもので、売上高が順調に増加しているか、売上高の伸びにより成長性をみる指標となります。

売上高増加率=当期売上高増加額÷前期売上高×100

経常利益増加率

売上高の増加に伴い、利益が増加することが中味の伴った成長といえます。
利益が前期比どの程度増加しているのかをみる指標。

経常利益増加率=当期経常利益増加額÷前期経常利益×100

純資産増加率

企業が継続的に成長するためには、売上高と利益並びに純資産(総資本)がバランスよく拡大していくことが必要となります

純資産増加率=当期純資産増加額÷前期純資産×100

 

この3つの指標は、売上高、利益、純資産(総資本)の成長性をみる上で一般的なものとなりますが、それぞれがどのような成長をしているかを毎期確認できるチャートなどを作成すると、何が強く(良好で)、何が弱いかを把握し、それが成長性にどう影響しているのかを推測しやすくなります。

ただ、売上高については、前年比増加していても、販売数量は前年と変わらない、といったことが起こります。

これは単にインフレ効果で売価が上昇したのか、或は企業努力による高付加価値化を実現した成果なのか、などの把握も大切なので、売上高については、売上数量の増加率をみておくことが望ましいと思います。

売上高の増加を前提に、売上高の増加率以上に利益の増加率が上回っていれば、収益性との関連からは好ましい成長ができているといえます。

ご理解頂けましたでしょうか?

次回は、「財務分析手法~運転資金とその種類~」について説明したいと思います。
お楽しみに!

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